RED WING 2268

本日はレッド・ウィング 2268の修理例のご紹介です。

ー Before ー

今回はバイクに乗りやすいように。とのことでカスタムのご依頼でお持ちくださいました。

ヒールの高い純正エンジニアソールから、フラットなビブラム#2021へのオールソール交換です。

また、ブーツ全体をより軽くしたいとのご要望で、つま先のスチール抜きも併せてご依頼いただきました。

ーAfterー

○オールソール交換 Vibram#2021 Black ハーフスリップ ¥16000(+tax)

○リウェルト・スチール抜き ¥10000(+tax)

ヒール付きのソールからフラットなワンピースソールにカスタムする事で、キックやステップに足を置いた時のストレスが無くなります。

ですが、本来ヒールの付いたエンジニアブーツをワンピースソールに交換した場合、木型の設計上どうしても後ろ重心になってしまいます。

今回のようにフマズ部分からヒールまでハーフスリップを入れることで、ソール交換によりヒールが下がってしまうのを軽減し、履き心地のバランスも良く仕上がります。

バイクに乗る方に限らず、軽量でクッション性の高いビブラム#2021はその歩きやすさからとても人気のソールです。また今回、ソール交換と併せてつま先のスチールを抜くことでブーツ全体もより軽く仕上がりました。

ー Before ー

ー After ー

また今回はアウトステッチにダブルステッチをお選び頂きました。ソールのボリューム感とマッチしてて良い感じです。

スチール抜きにはリウェルトの作業工程が必要となりますので、ウェルト交換が必要となったタイミングがオススメです。

「ECHOES」では、リペア、カスタムを通してお気に入りのブーツをより楽しんで履いて頂けるよう、きっかけになればと考えております。お気軽にご来店、お問い合わせ下さい。