本日はレッド・ウィング 9269の修理例のご紹介です。
ー Before ー
今回は純正エンジニアソールからビブラム#2060へのオールソール交換です。
また、ブーツ全体をより軽くしたいとのご要望で、つま先のスチール抜きも併せてご依頼いただきました。
ーAfterー
○オールソール交換 Vibram#2060 Brown ¥11000(+tax)
○リウェルト・スチール抜き ¥10000(+tax)
写真では伝えきれませんが修理前と修理後を比べるとハンパじゃなく軽くなりました。
履き心地の重さと武骨なイメージで敬遠されがちなエンジニアブーツですが、今回はソール交換と併せてつま先のスチールを抜く事で、ソール全体が軽くなり、本来エンジニアブーツの持つ野暮ったさを払拭するカスタムとなりました。
スチールを除いた際、つま先に先芯を入れる事でエンジニアブーツ特有の丸みを持ったTOEに仕上がります。また程よい強度の先芯を入れる事で、履き込むうちにヴァンプが沈みヴィンテージのエンジニアブーツに見られるような薄いつま先のクラシックな雰囲気になります。
スチール抜きにはリウェルトの作業工程が必要となりますので、ウェルト交換が必要となったタイミングがオススメです。
『ECHOES』では、リペア、カスタムを通してお気に入りのブーツをより楽しんで履いて頂けるよう、きっかけになればと考えております。お気軽にご来店、お問い合わせ下さい。